竹田城の雲海が出る時期は9月〜4月|確率を上げる3条件と撮影完全ガイド

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「竹田城の雲海を見たいけど、いつ行けば確実に見られるの?」——そんな疑問を抱えている方は多いはずです。竹田城跡は兵庫県朝来市にある山城で、雲海に包まれた姿が「天空の城」「日本のマチュピチュ」と呼ばれ、カメラマンや観光客に絶大な人気を誇ります。

結論から言えば、雲海が発生するのは9月下旬〜4月上旬の早朝で、もっとも濃い雲海に出会えるベストシーズンは11月下旬〜12月上旬です。ただし、雲海は自然現象なので毎朝出るわけではありません。気象条件の見極めと、撮影スポットの選択が成功のカギになります。

この記事では、雲海の発生時期・条件・撮影スポット・カメラ設定・アクセス情報まで、竹田城の雲海撮影に必要な情報をすべてまとめました。初めて訪れる方でも迷わないよう、具体的な数値と実践的なポイントで解説します。

📷 この記事でわかること

・竹田城の雲海が出る時期と月別の発生傾向
・雲海が発生する3つの気象条件と「出る日」の見極め方
・立雲峡と城跡、撮影スポットごとの特徴と選び方
・雲海撮影に必要な機材・カメラ設定・アクセス情報

目次

竹田城の雲海が見られる時期は9月下旬〜4月上旬の早朝

竹田城の雲海が見られる時期は9月下旬〜4月上旬の早朝の解説画像

雲海シーズンは半年以上続くが「当たり月」は限られる

竹田城跡で雲海が発生する期間は、9月下旬から翌年4月上旬までの約6か月間です。この期間は朝来市を流れる円山川から水蒸気が立ちのぼり、冷え込んだ早朝に霧となって盆地を埋め尽くします。ただし、6か月間ずっと高確率で雲海が出るわけではありません。気温差が小さい9月下旬や3月後半は発生頻度が低く、「行ったのに何も見えなかった」というケースも珍しくありません。狙い目は10月〜12月の3か月間で、この期間に雲海発生日の大半が集中しています。逆に1月4日〜2月末は竹田城跡が冬季閉山となるため、城跡内に入ることすらできません(向かいの立雲峡からの眺望は可能です)。

月別の発生傾向|10月は助走、11月がピーク、3月は穴場

月ごとの雲海発生傾向を整理すると、明確なピークが見えてきます。10月は朝晩の冷え込みが本格化し始め、雲海が出る日が増え始める「助走期間」です。11月に入ると気温差が大きくなり、特に11月下旬〜12月上旬は最も濃密な雲海が発生しやすい時期として知られています。12月中旬以降は冷え込みが強すぎて霧が出にくくなる傾向があります。意外な穴場は3月下旬〜4月上旬で、春先の放射冷却で薄い雲海が出ることがあり、観光客が少ないため静かに撮影できます。ただし春の雲海は薄く短時間で消えるため、撮影の難易度は高めです。

雲海が見える時間帯は明け方〜午前8時|日の出前がベスト

雲海が見られる時間帯は、明け方から午前8時頃までです。太陽が昇り始めて気温が上がると、霧は急速に消散します。撮影のゴールデンタイムは日の出前後の約1時間で、11月であれば午前6時〜7時前後が最も美しい瞬間です。日の出時刻は季節で変わるため、事前に確認しておきましょう。朝日が差し込む瞬間、雲海がオレンジ色に染まる「モルゲンロート」は竹田城ならではの絶景です。ただし、日の出の30分前には撮影ポジションを確保しておく必要があるため、立雲峡の場合は午前4時半〜5時には駐車場に到着したいところです。「朝8時に行けばいいか」と思っていると、着いた頃には雲海が消えていた——というのはよくある失敗です。

🎯 月別・雲海発生傾向(カメラのトリセツ調べ)
時期 雲海の出やすさ 混雑度
9月下旬 ★☆☆☆☆(まれに発生) 少ない
10月 ★★★☆☆(週1〜2回程度) やや多い
11月上旬〜中旬 ★★★★☆(高確率) 非常に多い
11月下旬〜12月上旬 ★★★★★(ベストシーズン) 多い
12月中旬〜1月3日 ★★☆☆☆(条件次第) 少ない
1月4日〜2月末 —(竹田城跡は冬季閉山)
3月〜4月上旬 ★★☆☆☆(薄い雲海が出ることも) 少ない

11月下旬〜12月上旬が最も濃い雲海に出会える理由

放射冷却が最大になる晩秋が雲海を生むメカニズム

雲海の正体は、盆地にたまった霧(放射霧)です。夜間に地表の熱が上空に逃げる「放射冷却」によって地面付近の空気が急速に冷やされ、円山川の水蒸気が凝結して霧になります。11月下旬〜12月上旬は、日中の気温がまだ10℃前後あるのに対し、明け方は0℃近くまで下がることがあります。この10℃以上の気温差が、厚く安定した雲海を生み出す最大の要因です。真冬(1〜2月)は日中も気温が低いため、気温差が小さくなり、意外にも雲海は出にくくなります。「寒ければ寒いほど雲海が出る」と思われがちですが、実は「昼と夜の寒暖差」こそが重要なのです。

紅葉×雲海の絶景が撮れるのは11月中旬〜下旬だけ

竹田城跡周辺の紅葉は例年11月中旬〜下旬に見頃を迎えます。この時期に雲海が発生すると、赤や黄色に色づいた木々の間から石垣が浮かび上がり、雲の海に彩りが加わる特別な光景が広がります。立雲峡の登山道沿いも紅葉の名所で、撮影スポットへ向かう道中も被写体に事欠きません。ただし、この時期は観光客・カメラマンが最も集中する時期でもあります。立雲峡の駐車場(約50台)はピーク時に午前4時で満車になることもあるため、前泊してさらに早い時間に到着するか、平日を狙うのが現実的です。

12月上旬は人が減るのに雲海の質は変わらない穴場

11月の連休や紅葉シーズンを過ぎた12月上旬は、来訪者がぐっと減ります。それにもかかわらず、気象条件的には11月下旬とほぼ同等の雲海が期待できます。紅葉は終わっていますが、そのぶん枯れ木の間から石垣がくっきり見え、城の構造がよくわかる写真が撮れます。12月1日以降は竹田城跡の営業が条件付き(天候や積雪による)になるため、城跡内に入りたい場合は朝来市公式ホームページで当日の開城状況を確認してください。立雲峡は通年入場できるので、「城跡に入れなくても雲海写真は撮りたい」という方は立雲峡を目指すのが確実です。

Q 雲海は毎日出るもの?行けば必ず見られる?
A ベストシーズンの11月でも、雲海が発生するのは条件が揃った日だけです。「行けば必ず見られる」とは言えません。ただし、次のセクションで解説する3つの気象条件を前日にチェックすれば、的中率はかなり上げられます。2〜3泊の余裕をもったスケジュールがおすすめです。

雲海が発生する3つの気象条件と「ハズレの日」を避けるコツ

雲海が発生する3つの気象条件と「ハズレの日」を避けるコツの解説画像

条件①|前日が晴れて夜間に放射冷却が起きること

雲海発生の第一条件は、前日の夜から当日の明け方にかけて空が晴れていることです。雲がない夜は地表の熱が上空に逃げやすく(放射冷却)、地面付近の気温が大きく下がります。前日が雨や曇りだった場合、地表の冷却が不十分で霧が発生しにくくなります。天気予報で「前日の夜は晴れ、翌朝も晴れ」というパターンが出たら、雲海のチャンスです。逆に「前日は晴れても当日朝に曇りや雨」の予報なら、期待値は低いと判断できます。

条件②|朝と日中の気温差が10℃以上あること

雲海の濃さは「寒暖差」に比例します。目安として、朝の最低気温と日中の最高気温の差が10℃以上あると、しっかりとした雲海が発生しやすくなります。たとえば、日中の最高気温が15℃で明け方の最低気温が3℃なら気温差は12℃。このくらいの差があると、城跡全体を覆うような厚い雲海が期待できます。気温差が5℃以下の日は、霧が薄く出てもすぐに消散してしまうことが多いです。天気予報サイトで前日に最高・最低気温を確認し、10℃以上の差があるかチェックしましょう。

📖 用語チェック

「放射冷却」=夜間に地表から赤外線として熱が放射され、地面付近の気温が急速に下がる現象のこと。風が弱く、雲がない晴天の夜ほど冷却効果が大きくなります。竹田城の雲海は、この放射冷却で発生した「放射霧」が盆地にたまったものです。

条件③|風速2m/s以下の無風に近い朝であること

風が強いと、せっかく発生した霧が吹き散らされてしまいます。雲海が安定して留まるには、風速2m/s以下のほぼ無風状態が必要です。気象庁の「アメダス」で朝来市周辺の風速データを前日夜にチェックするのが有効です。風速3m/s以上の予報が出ている日は、雲海は出ても薄くすぐに消える可能性が高いため、無理に早起きする必要はないかもしれません。なお、盆地の中は風が弱くても、立雲峡の展望台は標高が高いため風が吹き抜けることがあります。防寒対策は風がある前提で考えてください。

天気予報サイトを使った「出る・出ない」の判断法

雲海の発生予測に役立つのは、朝来市の天気予報に加えて「雲海予報」を公開しているサイトです。お城めぐりFANの「竹田城の雲海予報」ページでは、気温差・風速・天気の3条件を総合した雲海発生確率を公開しています。また、気象庁のアメダスで「和田山」の観測データを見れば、当日の最低気温と風速をリアルタイムで確認できます。失敗パターンとして多いのが、「天気予報が晴れだから雲海が出るはず」と気温差や風速を確認せずに出発してしまうケースです。晴れは必要条件のひとつに過ぎず、3条件すべてが揃わないと雲海は発生しません。前日の夜に3条件をセットで確認する習慣をつけましょう。

立雲峡と竹田城跡|どこから見るかで景色がまったく変わる

立雲峡第1展望台は「天空の城」全景を撮れる定番スポット

雲海に浮かぶ竹田城跡の全景を写真に収めたいなら、立雲峡の第1展望台が最有力の撮影スポットです。竹田城跡の南東に位置する立雲峡は、城跡よりも高い場所から見下ろす形になるため、「雲の海に浮かぶ石垣」のあの有名な構図が撮れます。駐車場から第1展望台までは徒歩約40分の登山で、収容人数は約30人。週末のベストシーズンは場所取りが熾烈で、午前3時台に到着するカメラマンもいます。レンズの焦点距離は70〜150mmが使いやすく、城跡と雲海のバランスがきれいにまとまります。広角レンズだと城跡が小さくなりすぎるため、望遠ズームを必ず持参してください。

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第2展望台・第3展望台は体力と混雑を避けたい人に向いている

第1展望台まで40分の登山はハードルが高いという方には、第2展望台(駐車場から徒歩約15分)と第3展望台(徒歩約5分)という選択肢があります。第2展望台は城跡とほぼ同じ高さから見る形になり、雲海に「浮かぶ」というよりは雲海の中に城跡が溶け込む構図になります。第3展望台は最もアクセスが楽ですが、城跡を見上げる角度になるため「天空の城」感は控えめです。ただし、どちらも第1展望台より圧倒的に空いているため、三脚を自由に配置でき、落ち着いて構図を作れるメリットがあります。第2展望台の収容人数は約20人、第3展望台は約10人です。

実は竹田城跡の中から見る雲海のほうが感動は大きいかもしれない

意外と知られていないのですが、竹田城跡自体に登城して「雲海の中に立つ」体験は、写真では伝わらない格別なものがあります。足元に雲海が広がり、石垣の上から雲の海を見下ろす光景は、立雲峡からでは味わえません。もちろん、城跡の中にいると「雲海に浮かぶ城」の全景写真は撮れません。撮影目的なら立雲峡、体験目的なら城跡と、目的で使い分けるのがおすすめです。城跡内の雲海シーズンの入城は早朝4時からの場合もありますが、年度によって異なるため、朝来市公式ホームページで最新の開城時間を確認してください。

藤和峠は車から降りずに雲海が見えるマイナースポット

竹田城跡の北西に位置する藤和峠は、立雲峡ほど知られていない穴場の展望スポットです。最大のメリットは、車を停めた場所からそのまま雲海が見えること。登山不要で、体力に自信がない方やお子さん連れのファミリーに向いています。城跡を北側から見る構図になるため、立雲峡とは異なる角度の写真が撮れます。ただし、駐車スペースは数台分しかなく、城跡までの距離が遠いため、望遠レンズ200mm以上がないと城跡が小さく写ります。「立雲峡は混雑しているし登山もきつい、でも雲海は見たい」という場合の選択肢として覚えておくとよいでしょう。

📊 撮影スポット比較(カメラのトリセツ調べ)
項目 立雲峡 第1展望台 立雲峡 第3展望台 藤和峠
駐車場からの所要時間 徒歩約40分 徒歩約5分 0分(車横付け)
城跡との位置関係 見下ろす(高い位置) 見上げる(低い位置) ほぼ同じ高さ(北西側)
推奨焦点距離 70〜150mm 50〜100mm 200mm以上
「天空の城」写真 ◎(定番構図) △(見上げる形) ○(北側アングル)
混雑度(ピーク時) 非常に混雑 やや混雑 ほぼ貸切
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雲海撮影に必要な機材とカメラ設定値

雲海撮影に必要な機材とカメラ設定値の解説画像

レンズは70〜150mmの望遠ズームが主役になる

立雲峡第1展望台から竹田城跡を撮る場合、もっとも使いやすい焦点距離は70〜150mmです。70mmで城跡と周囲の雲海を広く入れた全景が撮れ、150mmで石垣をクローズアップした構図が作れます。APS-Cセンサーのカメラなら、50〜100mm(35mm換算75〜150mm相当)のレンズで同等の画角になります。24〜70mmクラスの標準ズームでも70mm端を使えば対応できますが、もう少し寄りたい場面が多いため、70-200mmクラスの望遠ズームが1本あると撮影の幅が広がります。広角レンズ(14〜35mm)は、城跡内で雲海の中に立つ体験を撮るときに活躍します。

三脚とNDフィルターで雲の流れを表現する

雲海撮影では三脚が必須です。暗い早朝の撮影ではシャッタースピードが遅くなるため、手持ちではブレてしまいます。さらにNDフィルターを使った長秒露光で雲海に「流れ」を加えると、写真に幻想的な質感が生まれます。目安として、夜明け直後はND64(6段減光)で約15秒、明るくなってからはND1000(10段減光)で約15秒、さらに流したい場合はND1000+ND8の組み合わせで約80秒の露光時間が使われます。三脚は立雲峡の岩場でも安定するよう、脚先がスパイクに切り替えられるタイプがおすすめです。軽量なトラベル三脚でも耐荷重がカメラ+レンズの重量を上回っていれば問題ありません。

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ISO・F値・シャッタースピードの具体的な設定例

NDフィルターなしで通常撮影する場合の設定目安は、ISO 100〜400、F8〜F11、シャッタースピードは明るさに応じて1/30〜1/250秒です。F8〜F11は風景撮影で最もシャープに写る絞り値で、隅々までピントが合った解像感のある写真が撮れます。日の出前の薄暗い時間帯はISO 400〜800に上げてシャッタースピードを稼ぐか、三脚を使ってISO 100のまま低速シャッターで撮りましょう。ホワイトバランスは「曇天」や「日陰」に設定すると朝焼けのオレンジが強調され、雲海の色味が温かみのある仕上がりになります。RAWで撮影しておけば、後から色温度を自由に調整できるため、迷ったらRAW+JPEGの同時記録が安全です。

スマホでも雲海は撮れるが望遠と手ブレに限界がある

スマホのカメラでも雲海の撮影は可能です。最近のスマホは光量が少ない環境でもナイトモード等で明るく撮れるため、記念写真としては十分なクオリティが得られます。ただし、立雲峡から竹田城跡をアップで撮ろうとすると、スマホの望遠(3〜5倍ズーム)ではデジタルズーム領域に入り画質が大幅に低下します。70〜150mm相当の画角を確保するには5〜7倍以上のズームが必要で、スマホでは厳しい領域です。風が吹く展望台でスマホを長秒露光すると手ブレも目立ちます。「一眼カメラは持っていないけど雲海は見たい」という方は、双眼鏡を持参して肉眼で楽しみ、スマホは広角の全体写真に使うと割り切るのが満足度の高い方法です。

🎯 シーン別おすすめ機材
撮影スタイル おすすめ機材 予算目安
定番の全景撮影 望遠ズーム 70-200mm+三脚 10〜20万円
長秒露光で雲を流す 上記+ND64・ND1000フィルター +5,000〜15,000円
城跡内の体験記録 広角ズーム 14-30mm or スマホ 5〜15万円(スマホなら0円)
藤和峠からの望遠 超望遠 200-600mm+三脚 15〜30万円

竹田城跡のアクセス・駐車場・観覧料をまとめて確認

車なら和田山ICから約10分|山城の郷に駐車して徒歩約20分

車でアクセスする場合、播但連絡自動車道または北近畿豊岡自動車道の「和田山IC」が最寄りのインターチェンジです。ICを降りて「和田山IC前」信号を左折し、約10分で「山城の郷」駐車場に到着します。駐車場は約100台収容で無料です。一般車両は山城の郷より先には進入できないため、ここから竹田城跡まで徒歩約20分(上り坂)で向かいます。雲海シーズンの早朝は天空バスの運行がない場合もあるため、徒歩を前提にスケジュールを組んでください。JR竹田駅周辺にも約400台分の駐車場がありますが、城跡までは駅裏登山道を使って徒歩約40分かかります。

電車ならJR播但線・竹田駅から徒歩約40分|始発に要注意

電車でアクセスする場合、JR播但線の「竹田駅」が最寄り駅です。竹田駅から竹田城跡までは、駅裏登山道ルートまたは表米神社登山道ルートでいずれも徒歩約40分です。問題は始発電車の時刻です。雲海のベストタイムは日の出前後(11月で午前6時〜7時頃)ですが、JR播但線の始発では竹田駅到着が午前6時台後半〜7時頃になることが多く、撮影のピーク時間に間に合わない可能性があります。電車利用で雲海を狙うなら、前日に竹田駅周辺に宿泊して徒歩で向かうのが現実的です。立雲峡へは竹田駅から徒歩約40分ですが、早朝の暗い道を歩くことになるためヘッドライト必携です。

観覧料は大人500円・中学生以下無料|PayPay対応

竹田城跡の観覧料は大人(高校生以上)500円、中学生以下は無料です。20人以上の団体は1人450円に割引されます。支払い方法は現金とPayPayのみで、クレジットカードや交通系ICカードは使えません。早朝の雲海シーズンに入城する際も同じ料金がかかりますので、現金またはPayPayの準備をしておきましょう。なお、立雲峡側は竹田城跡の観覧料とは別で、環境整備協力金として高校生以上300円/人が必要です。両方訪れる場合は合計800円(大人1人)を見込んでおいてください。

📋 竹田城跡 基本情報
所在地 兵庫県朝来市和田山町竹田
標高 約353.7m
観覧料 大人(高校生以上)500円/中学生以下 無料
支払い方法 現金・PayPay
冬季閉山 1月4日〜2月末(積雪状況により延長あり)
公式サイト 朝来市公式 竹田城跡ページ

立雲峡は環境整備協力金300円で24時間入場できる

立雲峡の駐車場は24時間開放されており、雲海シーズンの深夜・早朝でも入場可能です。環境整備協力金として高校生以上300円/人がかかります(駐車場代は無料)。駐車台数は約50台で、ベストシーズンの休日は午前4時で満車になることもあるため、できるだけ早い時間に到着するのが安全です。立雲峡は竹田城跡が冬季閉山中でも利用できるため、1月〜2月に雲海を見たい場合は立雲峡が唯一の選択肢になります。立雲峡公式ホームページで最新の施設情報を確認できます。

初めての雲海遠征で後悔しないための準備チェックリスト

防寒対策は「真冬装備」が正解|展望台は平地より5℃以上寒い

雲海シーズンの明け方は平地でも気温が0〜5℃程度まで下がりますが、標高の高い立雲峡の展望台ではさらに5℃以上低い体感になることがあります。風速2m/sでも体感温度はさらに3〜4℃下がるため、11月でも真冬並みの防寒が必要です。具体的には、ダウンジャケット・フリース・ニット帽・手袋・カイロは必須。三脚の前で1〜2時間じっと待つことになるため、「少し暑いかな」と思う程度に着込んでおいて間違いありません。よくある失敗が、「11月だからまだそこまで寒くないだろう」と薄着で行って、寒さに耐えられず雲海が出る前に撤退してしまうパターンです。

⚠️ 雲海撮影の注意点

・立雲峡の登山道は早朝は真っ暗。ヘッドライト(両手が空くタイプ)を必ず持参してください
・山道は岩や木の根が露出しており、スニーカーでは滑りやすいです。登山靴またはトレッキングシューズ推奨
・レンズの結露対策として、カメラバッグにシリカゲル(乾燥剤)を入れておくと安心です
・携帯電話の電波は立雲峡上部で不安定になることがあります。事前にオフラインマップをダウンロードしておきましょう

ヘッドライトと登山靴は必須|暗闘の山道は想像以上に危険

立雲峡の第1展望台を目指す場合、午前4時〜5時台に真っ暗な登山道を歩くことになります。スマホのライトでは片手がふさがり、岩場や段差で転倒するリスクが高まります。頭に装着するヘッドライト(1,000〜3,000円程度で購入可能)を用意しましょう。登山道は整備されているものの、露出した岩や木の根、濡れた落ち葉で滑りやすい箇所があります。スニーカーでも歩けなくはないですが、足首を保護できる登山靴やトレッキングシューズのほうが安全です。カメラ機材と三脚を担いでの早朝登山は、普段の山歩きより体力を消耗します。前日は十分な睡眠をとり、体調を整えて臨みましょう。

前泊するなら和田山〜朝来エリアの宿を早めに確保する

雲海の撮影は「前泊+早朝出発」が基本パターンです。当日の朝に大阪や神戸から車で向かうと、高速道路で約2〜2.5時間。午前4時に立雲峡に到着しようとすると、午前1時台に出発しなければなりません。和田山〜朝来エリアにはビジネスホテルや旅館がいくつかあり、竹田駅周辺から立雲峡駐車場まで車で約10分のアクセスです。ベストシーズンの週末は宿が埋まりやすいため、1か月前には予約しておくことをおすすめします。宿の予約と同時に、天気予報で「晴れ・気温差大・無風」の3条件が揃いそうな日程を選ぶと、雲海に出会える確率が格段に上がります。2〜3泊の日程で複数回チャンスを作れば、1回は雲海を見られる可能性が高くなります。

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まとめ|竹田城の雲海を見るなら11月を狙って3条件をチェック

竹田城跡の雲海は、条件が揃ったときだけ現れる自然が作り出す絶景です。「天空の城」と呼ばれるあの光景を目にするには、時期・気象条件・撮影スポットの3つを正しく押さえることが重要です。

雲海が発生する時期は9月下旬〜4月上旬の約半年間ですが、もっとも濃い雲海に出会えるベストシーズンは11月下旬〜12月上旬です。12月上旬は観光客が減る穴場タイミングでもあります。

気象条件は「前日夜が晴れ」「朝と日中の気温差10℃以上」「風速2m/s以下」の3つが揃った朝に雲海が発生します。雲海予報サイトを前日夜にチェックする習慣をつけましょう。

この記事のポイントを整理します。

  • 雲海の発生時期は9月下旬〜4月上旬、ベストシーズンは11月下旬〜12月上旬
  • 雲海が見える時間帯は明け方〜午前8時頃。日の出前後の約1時間がゴールデンタイム
  • 発生条件は「晴天」「気温差10℃以上」「風速2m/s以下」の3つ
  • 「天空の城」全景を撮るなら立雲峡第1展望台(駐車場から徒歩約40分)
  • レンズは70〜150mmの望遠ズーム、三脚は必須。NDフィルターがあれば雲を流す表現も可能
  • 竹田城跡の観覧料は大人500円・中学生以下無料。立雲峡は協力金300円
  • 防寒は真冬装備、ヘッドライトと登山靴を必ず持参。前泊で朝4時到着を目指す

まずは天気予報で11月〜12月の「晴れ+気温差大+無風」の日を探すところから始めてみてください。前泊の宿を早めに確保し、2〜3泊の日程を組めば、雲海に出会える確率はぐっと高まります。装備と心構えを整えて、「天空の城」の絶景をその目で確かめてください。

※最新の開城時間や冬季閉山の情報は、朝来市公式ホームページでご確認ください。

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この記事を書いた人

カメラ歴10年のスタッフが、初心者でも迷わないカメラ・レンズの選び方から撮影テクニックまでわかりやすく解説します。「買ってよかった!」と思えるカメラ選びのお手伝いをしています。

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